「自然体」とは身構(みがま)えたり、先入観(せんにゅうかん)をもったりしない、あるがままの態度、気負(きお)いの無い自然な態度、のことを言います。
私も空手を修行し体得(たいとく)した立ち方に「自然体」がありました。
一番最初に行うことが、「呼吸を整える」は事です。
呼吸が整うと、自然に頭からつま先まで全身の余計な力が抜けていきます。
立位姿勢で行う場合は、足は肩幅くらいに開き、肩の力(りき)みを抜き、両手は体の横に自然に置き、重心は開いた両足の真ん中くらいに置きます。
体全体の「力み」が抜けた状態を確認してください。
力みが抜ければ、恐怖心や、余計な考え、悩み、嫉妬、自己否定・・・自分の体重、自分の存在すら感じない「無」に近い状態になります。
「自然と一体」になった感覚です。
武道の場合、「意識」は瞬時に相手の動きに反応できる状態になっています。
これを「自然体」と言います。
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