「自然体」  NO1

「自然体」とは身構(みがま)えたり、先入観(せんにゅうかん)をもったりしない、あるがままの態度気負(きお)いの無い自然な態度、のことを言います。
 
私も空手を修行し体得(たいとく)した立ち方に「自然体」がありました。

 一番最初に行うことが、「呼吸を整える」は事です。

 呼吸が整うと、自然に頭からつま先まで全身の余計な力が抜けていきます。

 

 立位姿勢で行う場合は、足は肩幅くらいに開き、肩の力(りき)みを抜き、両手は体の横に自然に置き、重心は開いた両足の真ん中くらいに置きます。

 体全体の「力み」が抜けた状態を確認してください。

 力みが抜ければ、恐怖心や、余計な考え、悩み、嫉妬、自己否定・・・自分の体重、自分の存在すら感じない「無」に近い状態になります。

 「自然と一体」になった感覚です。

 武道の場合、「意識」は瞬時に相手の動きに反応できる状態になっています。

これを「自然体」と言います。

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